国民年金への移行による負担と給付の試算
パート労働者に、厚生年金や健康保険を適用した場合、負担と給付がどう変わるかを示す厚生労働省の試算が明らかになりました。
46歳で、月収10万円の女性が、国民年金 → 厚生年金 に変わることで、年金支給額は、生涯で「17万円3000円」増えます。
保険料の負担は、単身者や自営業者の妻などは、年8万4000円負担減、 会社員の妻などは、年9万7000円負担増になります。
これは、単身者や自営業者の妻で国民年金に加入していた人が、国民年金から厚生年金に移行することで、厚生年金の保険料を会社と折半することで、本人の保険料の負担は減り、より多い給付を受けることができます。
逆に、現在保険料の負担をしていない会社員の妻は、厚生年金に加入することで、保険料を支払うことに成り、負担が増えます。
by office-matsumoto | 2011-09-17