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「安心と安全」が事業存続の鍵   第24回:実用性ある指導が必要

今回取り上げるのは飲酒運転による重大事故です。

【事故事例13】 トラックの飲酒運転による多重衝突事故

【事故の概要】
トラックの運転者が、運転しながら交差点手前でボールペンを探していたところ、信号待ちの車両に衝突。計6台の多重事故となり、1人が重傷、4人が軽傷を負った。
運転者は呼気1リットル中0.15ミリグラム以上のアルコールが検出され、逮捕されている。

【事故に至るまでの運行状況および事故要因分析】
運転者は事故の前日、夜11時まで飲酒していた。事故の当日午前4時半ごろ、乗務前点呼を受けずに営業所を出庫。
なお、拘束時間・運転時間などの記録が残っておらず、正確な勤務状況は不明。
事故要因としては、飲酒が運転に及ぼす影響や、アルコールが体内から排出される時間などの指導が不足しており、飲酒による注意力及び判断力の低下によって、交差点手前で「運転しながらボールペンを探す」「ボールペンを探すために脇見運転を行う」といった危険行為を行い、事故を起こした可能性が考えられる。

【労務管理面から問題点】
飲酒運転をしてはいけないと指導するだけではなく、飲酒が運転に及ぼす影響およびアルコールが体内から排出(分解)されるまでの時間を十分に理解させる必要があります。
また、アルコールの知識は「知識」だけの指導に終わらせず、運転者が普段飲酒するアルコールの種類や飲酒する量に、どのくらいの純アルコールが含まれているか計算させるなど、実用的かつ具体的に指導し、アルコールの理解を深めていくことが重要です。


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by office-matsumoto | 2010-09-27

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