就業規則の作成・変更

就業規則は、会社のルールとして機能していますか。

就業規則は、会社と労働者の双方が守る『ルール』です。
その為には、法令を遵守した就業規則であることはもちろんですが、同時に、会社の実態にあった就業規則でなくてはなりません。いつ作ったのか記憶にない古い就業規則、インターネット等でダウンロードした会社の実態に合っていない就業規則では、会社のルールとして機能しません。
また、会社のルールとして機能するには、会社と従業員の双方が理解していることが必要です。誰も知らない就業規則はルールとはいえません。

近年、労使トラブルが急増しています。トラブルの多くは、一方が正しく、もう一方が間違っているというわけではなく、どちらもが正しいと思い不満に思うところからトラブルへと発展していきます。従業員が問題社員とならないために、また、規則を悪用する問題社員から会社を守るためにも、「何をしてはいけないのか」を明確に示す必要があります。そして、就業規則に沿って適正に運用することが求められています。

『存在』する就業規則から、『機能』する就業規則へ見直しが必要です。